
「贈与税を簡単に計算できるシミュレーションサイトはないのか?」
本記事をご覧になられている方は、このようなお悩みをお持ちのことと思います。
本記事では2025年3月現在、使用することできる主な贈与税計算シミュレーションサイト4選を紹介しております。各サイトへのリンクはもちろん、それぞれのサイトの特徴もご紹介しています。
サイト名 | 評価 | 特徴 |
---|---|---|
全国相続サポートセンター | ◎ | 【全ての方におすすめ】専門用語を理解しなくても、正しい贈与税額を確認できる |
相続専門オフィス | 〇 | シンプルな作りでわかりやすい |
リアルタイムシミュレーター | 〇 | 計算ボタンを押さなくても、必要事項を入力すると贈与税額が出る点が魅力的 |
Ke!san 生活や実務に役立つ計算サイト | 〇 | 一般贈与と特例贈与それぞれの税額を一度に確認することできる点が魅力的 |
※注意①
贈与税計算シミュレーションは基礎控除(110万円)のみを適用した税額を計算するものですので、求められた税額はあくまでも概算です。
正確な贈与税額を計算したい方は、贈与税の早見表付き|贈与税の税率・税額の計算方法の解説をご覧ください。
※注意②
以下の贈与税計算シミュレーションサイトは、暦年贈与制度を前提としたシミュレーションになります。
相続時精算課税制度には対応しておりませんので、ご注意ください。
■相続時精算課税制度の詳細は、相続時精算課税制度とは?2024年1月以降の改正内容も含めて解説をご覧ください。
1.全国相続サポートセンター
1つ目は全国相続サポートセンターの贈与税簡単シミュレーションです。
こちらのシミュレーションは、税理士法人に勤務する私のイチオシです。
贈与税は、対象となる贈与が一般贈与と特例贈与のどちらに該当するかで税率が変わります。
一般の方にとって、この一般贈与・特例贈与という言葉は馴染みがない言葉ですので、「自分はどちらを選択すればよいのか…?」と迷われてしまうことでしょう。
しかし、全国相続サポートセンターの贈与税簡単シミュレーションは一般贈与・特例贈与という専門用語を理解しなくても、対象者との関係性と年齢を選択することで、正しい贈与税額を確認することができます。
贈与税計算シミュレーションを探しているすべての方におすすめしたい、非常にわかりやすいサイトです。
【リンクはこちら】
全国相続サポートセンター 贈与税簡単シミュレーション
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2.相続専門オフィス
2つ目は、相続専門オフィスの贈与税の計算ページです。
入力する項目が、一目でわかる、とてもシンプルな作りとなっていますので、どなたでも簡単に贈与税額を確認することができます。
一般贈与財産と特例贈与財産という言葉の意味は、※の注意書きにカーソルを充てて、よく読んだ上で選択してください。
【リンク先はこちら】
相続専門オフィスHP 贈与税シミュレーション
〇画面イメージ
3.リアルタイムシミュレーター
3つ目は、リアルタイムシミュレーターの贈与税計算シミュレーションです。
贈与する額を入力し、一般贈与か特例贈与かを選ぶと、ボタンを押さなくても贈与税額を確認することができます。「贈与税額を確認しながら、贈与する金額を決めたい」と考えていらっしゃる贈与者(財産をあげる人)にとって、使いやすいサイトとなっています。
特例贈与と一般贈与については、赤色で書かれた注意書きをよく読んだ上で選択してください。
【リンク先はこちら】
リアルタイムシミュレーターHP 贈与税の計算・シミュレーション
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4.Ke!san 生活や実務に役立つ計算サイト
4つ目は、Ke!san 生活や実務に役立つ計算サイトの贈与税(暦年課税)の計算ページです。
こちらの特徴は一般贈与と特例贈与それぞれの税額を一度に確認することできることです。
「子供に渡す場合と、孫に渡す場合で、どれくらい税額が異なってくるのだろうか…?」など、一般贈与と特例贈与の税額を比較したい人におすすめしたいサイトです。
特例贈与と一般贈与の違いは、贈与税(暦年課税)の速算表の下に記載されています。
よく読んだ上で選択してください。
【リンク先はこちら】
Ke!san 生活や実務に役立つ計算サイトHP 贈与税(暦年課税)
〇画面イメージ
5.まとめ
2025年3月現在、使用することできる主な贈与税計算シミュレーション4選をご紹介させていただきました。
最後に4サイトそれぞれの特徴をまとめた表をもう一度ご紹介させていただきます。
サイト名 | 評価 | 特徴 |
---|---|---|
全国相続サポートセンター | ◎ | 【全ての方におすすめ】専門用語を理解しなくても、正しい贈与税額を確認できる |
相続専門オフィス | 〇 | シンプルな作りでわかりやすい |
リアルタイムシミュレーター | 〇 | 計算ボタンを押さなくても、必要事項を入力すると贈与税額が出る点が魅力的 |
Ke!san 生活や実務に役立つ計算サイト | 〇 | 一般贈与と特例贈与それぞれの税額を一度に確認することできる点が魅力的 |
繰り返しにはなりますが、贈与税計算シミュレーションで求められた税額は暦年贈与制度を前提としたものであり、あくまでも概算です。
正確な贈与税額を計算したい方は、贈与税の早見表付き|贈与税の税率・税額の計算方法を解説をご覧ください。