格安で会社設立するなら代行サービス一択！理由とサービスの種類解説

「会社設立を格安で行いたい！」

会社の設立時には、新たにオフィスを借りたり、会社としての体裁を整えたりするためにお金がかかります。
初期費用もかかるため、会社の設立費用はできるだけ格安に抑えたいですよね。

年間1,000社以上の創業に携わる私たちから結論をいうと、会社設立を格安に行うには、会社設立サービスを利用するのがベストです。

会社設立後までの長い目で見ると、設立サービスを利用したほうが、結局はお得になるからです。

会社設立を自分で行おうと思うと、10万円（合同会社の場合）〜25万円は最低必要となります。
しかし、会社設立代行サービスを利用すると、面倒な書類作成や申請代行込みで、163,000円〜246,000円ほどで済むのです。

▼会社設立費用の目安

さらに会社設立を自力で行う場合、書類集めはもちろん、書類の書き方なども全て自分で調べ、あれやこれやと悩みながら申請手続きをすることになるでしょう。

創業時は、一番本業に力を入れなければならない大切な時期。
複雑で時間のかかる手続きにかかりきりになって、仕事どころではなくなるかもしれません。

そんな面倒な手続きも丸投げでき、なおかつ格安でできるのが、会社設立代行サービスなのです。

とはいえ、どのような会社設立代行サービスを利用しても、同じというわけではありません。
中には「格安」「0円で設立」などと言いながら、実際は依頼できることが限定されていたり、頼みたいことが「オプション料金」で、結果的に高額な料金を請求されるケースもあります。

この記事を読めば、なぜ会社設立代行サービスを選ぶと格安で設立できるのかが分かります。
自分の会社に合った業者が選べて、安心して設立を代行してもらうことができるでしょう。

創業時の忙しい時期は、集中して事業に取り組みたいですよね。
面倒な設立手続きはすべてお任せして、会社発展のためのスタートダッシュを行いましょう！

目次

• 1.会社設立を格安で行うには「会社設立代行サービス」を使おう
• 2.なぜ会社設立代行サービスを使うと格安で設立できるの？
  • 2-1.定款認証印紙代がかからないから
  • 2-2.手数料が無料になるから
  • 2-3.設立費用などの特別割引があるから
• 3.格安で設立できる会社設立代行サービスの主な種類3つ
  • 3-1.登記代行のみ
  • 3-2.登記代行＋税理士や公認会計士の顧問契約がセット
  • 3-3.登記代行＋ソフトウェアや業務ツールなどの年間契約がセット
• 4.設立代行サービスを利用して安くお得に会社設立を行う3つのコツ
  • 4-1.手続きは「定款認証手続きや法務局への書類提出」まで含んで行うところを選ぶ
  • 4-2.代行してもらえる内容や費用が明確になっているところを選ぶ
  • 4-3.会社設立代行の実績が豊富であるところを選ぶ
• 5.自分でするよりも断然お得！会社設立なら、辻・本郷 税理士法人におまかせください！
• 6.まとめ

1.会社設立を格安で行うには「会社設立代行サービス」を使おう

会社設立を格安で行うには、「会社設立代行サービス」を利用することをおすすめします。

「代行サービスを利用すると、代行費用がかかるし、自分でやったほうがオトクなのでは？」と思う方も多いかもしれません。
しかし自分で会社を設立しようとすると、少なくとも10万円（合同会社の場合）〜25万円は最低でも必要です。会社設立代行サービスなら、最低16万円から依頼することが可能です。

▼会社設立費用の目安

業者によっては割引サービスがあるところもあるので、うまく利用するとかなり格安になるでしょう。

また、会社設立代行サービスは、格安で会社を設立できるだけではありません。
面倒で時間のかかる会社設立手続きをおまかせできます。

▼会社設立で代行してもらえる内容

会社設立で代行してもらえる内容

• 定款の作成・認証手続き

• 登録申請書類の作成・申請手続き

• 設立登記後の手続き

• 法人の実印作成

※代行先のサービスにより異なります。

ただでさえ忙しい創業時ですから、時間や手間も節約して、本業に集中することができます。

会社設立代行について詳しく知りたい方は、下記の記事もご参考ください。

副業・フリーランスの方は知っておきたい「会社設立代行」をわかりやすくまとめました

2.なぜ会社設立代行サービスを使うと格安で設立できるの？

1章でも少し触れましたが、会社設立代行サービスを利用すると、格安で会社が設立できます。
しかし、設立の手続きなどをすべて代行してくれる上に格安になるなんて、少し不安に感じますよね。

代行サービスを利用すると格安になる具体的な理由としては、以下の3つになります。

以上の3つの理由について、詳しく説明していきましょう。

2-1.定款認証印紙代がかからないから

まず、会社設立代行サービスに依頼すると、株式会社設立に必要な定款費用（収入印紙代）がかかりません。
電子定款を利用するため、収入印紙代4万円が発生しないのです。

定款を紙で作成した場合、印紙税法上の「課税文書」に当たります。
文書の定款を役場に申請する際は、収入印紙を添付する必要があるのです。

しかし、代行サービスが利用する電子定款は「データ」なので、収入印紙代がかかりません。
 

▼法人設立時の定款認証印紙代が必要なくなる

この電子定款は、10万円ほどの専用ソフトやキットが必要となり、個人で用意することは現実的ではないでしょう。
そのため、個人で申請するよりも、設立費用を節約することができるのです。

2-2.手数料が無料になるから

会社設立代行サービスの中には、手数料が無料の業者があります。
手数料は約3万円〜5万円ほど必要になる業者も多いため、選ぶとかなりお得になるでしょう。

ただし手数料が無料になるのは、会社設立後も引き続き業者を利用した場合に限られていることがあります。

たとえば多くの場合、税理士や公認会計士との顧問契約などがセットになっています。
一見、「それは本当にお得なのか？」と不安を感じるかもしれません。

しかし会社を運営する上で、税理士などは必ず必要になります。
設立前から節税などのアドバイスをもらえることを考えれば、決して損にはならないでしょう。
詳しくは、「3-2.登記代行＋税理士や公認会計士の顧問契約がセット」や「3-3.登記代行＋ソフトウェアや業務ツールなどの年間契約がセット 」を参照してください。

会社設立に税理士が必要かについて気になる方は、下記の記事もご参考ください。

会社設立に税理士は必要？利用しないと損する理由や費用・選び方を解説

2-3.設立費用などの特別割引があるから

会社設立代行サービスには、設立費用などが特別割引になったり、無料になったりする業者があります。
これも上記と同じように、会社設立後に税理士や公認会計士と顧問契約を結ぶ場合などに限定されていることが多いでしょう。

ただし一部の業者の中には、「格安」や「無料」といいながら、何かを依頼するごとにオプション料金を取る業者もいるので注意が必要です。

とくに「0円で設立」などは、現実的に難しいでしょう。詳しくは、下記の記事をご覧ください。

0円で会社設立は現実的に不可能！実際の設立費用と資本金の目安解説

3.格安で設立できる会社設立代行サービスの主な種類3つ

格安で会社を設立できる代行サービスの種類を見ていきましょう。

会社設立代行サービスは、代行する内容によって大きく3種類にわけることができます。

それぞれの内容について、詳しく解説していきましょう。

3-1.登記代行のみ

会社設立代行サービスを「登記のみ」行なっている場合は、主に司法書士がメインとなっています。
司法書士は登記の専門家なので、会社設立の書類作成から登記（申請）までを、おまかせすることができます。

ただし、税務関係の申請などを、司法書士が行うことは禁じられています。

その他、下記のようなことは依頼することができません。

税務知識があり、設立だけをお願いしたい場合は利用すると良いでしょう。

3-2.登記代行＋税理士や公認会計士の顧問契約がセット

 

登記の代行と税理士や公認会計士の顧問契約がセットになっている代行サービスは、司法書士と、税理士や行政書士、社会保険労務士といった専門家が連携していることが多いでしょう。

一見、代行費用が高くなるように思えますが、税理士がいることで設立前から節税対策をしっかりと行なってくれます。
設立後に利用できる助成金などのアドバイスももらえるので、長期的に見るととてもお得になるのです。

また各分野の専門家が揃っていることで、会社設立に関する全ての申請や手続きをおまかせすることができるのも大きなポイントです。

会社設立のサポートを各専門分野から受けることができるので、安心して会社運営の一歩を踏めるでしょう。
詳しく知りたい方は、下記の記事もご参考ください。

副業・フリーランスの方は知っておきたい「会社設立代行」をわかりやすくまとめました

3-3.登記代行＋ソフトウェアや業務ツールなどの年間契約がセット

オンラインの会社設立代行サービスでよくあるのが、登記代行と、ソフトウェアや業務ツールなどの年間契約がセットになっているサービスです。

たとえば、オンライン上のテンプレートに会社名や事業目的を入力していくだけで「定款」が完成するというものです。
電子定款が利用できるので、収入印紙代の40,000円もいりません。

料金も5,000円ほどで、キャンペーンを利用すれば、手数料が実質無料になる業者もあります。
ただしサービスやキャンペーンの多くは、ソフトウェアや業務ツールなどの年間契約が必須となります。
気をつけないと、今まで利用していた会計ソフトから引き継げない場合や、そもそも必要ないツールなどをいくつも導入しなければならない可能性もあるでしょう。

また、定款を作成し申請が完了しても、その他の手続きは自分で行う必要があります。

4.設立代行サービスを利用して安くお得に会社設立を行う3つのコツ

 

これまでの説明で、会社設立代行サービスを利用すると、自分でするよりも結局は安く設立できることがお分かりになりましたでしょうか。

しかし、代行サービスには様々な業者がいて、それぞれサービス内容や料金も異なります。
安さだけを見て業者選びを間違えると、

「せっかく頼んだのに、自分でやることが多すぎる！」
「これなら、ちょっと課金してでも丸投げできるところを選べばよかった…」

と、後悔することにもなりかねません。
できるだけお得で、さらに安心しておまかせできる業者を選びたいですよね。

会社設立サービスを利用して、安くお得に会社設立を行うコツは次のようになります。

それぞれ詳しく解説していきましょう。

4-1.手続きは「定款認証手続きや法務局への書類提出」まで含んで行うところを選ぶ

会社設立代行サービスは、「定款認証手続きや法務局への書類提出」まで含んで行なってくれる業者を選びましょう。
内容を確認せず「安さ」だけで選んでしまうと、肝心なことを代行してくれない場合があるからです。

たとえば、「定款認証」の記載内容をきちんと検討してくれない業者の場合、会社設立後に大きな影響が出る可能性があります。
予定していた新規事業ができない場合や、融資に影響がでるケースもあるでしょう。
結局、定款の再登録が必要となり、余計な時間もお金もかかってしまうのです。

また、書類を作成してくれても提出は自分でする必要のある業者の場合、届け出をするためにかなりの時間が無駄になってしまうでしょう。

会社設立代行サービスは、最初から「すべておまかせできる」業者を選ぶと安心です。

4-2.代行してもらえる内容や費用が明確になっているところを選ぶ

代行してもらえる内容や費用が、明確になっている業者を選びましょう。

会社設立代行サービスの中には、代行できる内容が限定されており、ちょっとした代行が「オプション料金」や「別途お見積り」になっているケースもあります。

オプション費用が積み重なって、結果的に高額な費用を請求されるケースもあるのです。

特に下記の内容が明記されているかは、必ずチェックしましょう。

また、「〇〇円〜」と書かれている場合も危険です。実際に請求される金額はいくらなのか、必ず確認する必要があるでしょう。

4-3.会社設立代行の実績が豊富であるところを選ぶ

会社設立代行サービスは、実績や経験が豊富である業者を選びましょう。

さまざまな会社の設立に関わってきた実績や経験は、会社設立後のトラブルやリスクを未然に防ぐからです。

たとえば会社の設立には、業種によって許認可が必要な場合や、業界特有の法律などがあります。
会社の規模や状況によっても異なり、一つとして同じような会社設立はありません。
節税も会社の状態によって、取るべき対策が異なります。

単なる知識だけではなく、実際の経験がないと適切なアドバイスが難しいのです。
その業者の実績や件数、実例などもしっかりと確認しましょう。

5.自分でするよりも断然お得！会社設立なら、辻・本郷 税理士法人におまかせください！

お得に会社設立をするなら日本一の規模数・顧客数で会社設立をサポートしている「辻・本郷 税理士法人」におまかせください。

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会社を設立した後からが、本格的なお付き合いだと考えております。

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6.まとめ

いかがでしたでしょうか。
会社を格安で設立する方法がご理解いただけたかと思います。

ここで、この記事の内容を振り返ってみましょう。

◯会社設立を格安で行うには、「会社設立代行サービス」を利用する
自分で行うよりも安く、しかも設立手続きをすべておまかせできるので安心です。

▼会社設立費用の目安

この記事を参考にして、手間や時間をかけず格安で会社を設立し、大きく発展されますことを願っています。